二子玉川公園日本庭園「帰真園」が竣工しました
2013.04.14
2010年より計画を進めてきた二子玉川公園内の日本庭園が今年の3月に竣工し、4月14日に公園を含めた開園の式典が行われました。
これまでの経緯は以下のページをご覧下さい。
経緯:「NEWS」2011.03.09付の記事「世田谷区二子玉川公園に日本庭園を計画中」
(http://www.todafu.co.jp/news/2011/86.html)
経過:「NEWS」2013.02.20付の記事「二子玉川の日本庭園」
(http://www.todafu.co.jp/news/2013/162.html)
式典には保坂世田谷区長をはじめとして多くの来賓が出席し、公園全体に対する区民や関係者の思いの強さが感じられました。
本庭園は多摩川や富士山、国分寺崖線を主題とした日本庭園です。ユニバーサルデザインを基調とし、誰もが日本の空間文化を楽しめる新しい庭園となりました。
庭園の名称は「帰真園」となりました。本庭園の計画にあたり監修として様々な切り口からアドバイスを頂いた、進士五十八東京農業大学名誉教授より、「Return to Nature」の思いを込めた園名となりました。
また、作庭家である髙﨑康隆氏のこだわりの石組みや、施工者である石勝・緑進JVの丁寧且つスピーディーな施工、小田川大岳先生に揮毫頂いた、ダイナミックな園名など、関係者の様々な思いが幾重にも連なり相乗効果が生まれることで美しい日本庭園が完成しました。
お時間のある際には是非お立ち寄り頂き、随所に散りばめられている日本庭園の美を堪能頂くとともに、本庭園の完成に携わった様々な人々によって積層された思いの丈を感じて頂ければ幸いです。
堀井 大輔